2006年 09月 21日
板門店(パンムンジョン)ツアーに参加<入門篇>
板門店って全然知らなかった。板門店に行くのはもちろん男の同僚たちの提案で、私は過去の戦争にも、政治にも興味はないから、何も知らないまま、出発のバスに乗っていた。
ソウルから板門店まで、バスでたいてい1時間かかる。この間で、ガイドさんは簡単に50年前起こった朝鮮戦争について説明してくれた。休戦から50年間、北朝鮮と韓国の間で冷戦が続いている。北朝鮮は韓国を「南朝鮮」と呼び、韓国は北朝鮮を「北韓」と呼び、お互いに相手は自分の一部分として認めているようです。バスが走り続けて40分間ほど、北朝鮮の山や木が見えてきた。
1953年休戦協定を結んだとともに、韓国と北朝鮮の間で幅4KMの非武装地帯ができて、略してDMZと呼ばれている。当時、休戦会談を行ったところは板門店です。ずっと前から、38度線が北朝鮮と韓国を分けていることを知っているけど、その近くに行くのは全然考えられないことだと思った。
DMZに入る前、パスポートのチェックは2回あった。韓国の兵士はバスに乗って、一人一人でパスポートの写真を見て、同じ人かを確認した。DMZに入ると、もっと厳しくなった。バスの中で立つことがだめ!写真を自由に撮ることがだめ!指で物や人を指すことがだめ!もちろん北朝鮮の兵士に話しをかけたり、挨拶をしたり、することはだめ!!バスを降りる時、カメラのほか何も持ってはいけない。カメラのケースもつけてはいけない。2列で案内に従って見学をするといろいろ、ガイドさんが何回も言っていた。DMZに入ったら、韓国の兵士の二人が同じバスに乗って、見学中私たちを守るってガイドさんが言った。一瞬、緊張感がバスの中で広がっていた。
(つづき)
by oukyoku
| 2006-09-21 13:13
| ∟韓国